

セカイを広げる力を、
情報数理学部で手に入れよう!
情報数理の学びが活かせる職業の例を紹介します。
数理とは“数の理論”という意味で、世の中の現象を数字や図形などで表すことをさします。ネットショッピングで「リコメンド」される仕組みをはじめ、電車の乗り換え検索で最短ルートが表示される仕組み、台風の進路予測にも数理が応用されています。世の中のあらゆる現象を解析し、理論的に予測できるのが数理の魅力です。
データからパターンや関係性を学習し、予測や意思決定を行うAI。ここには数学的なモデルやアルゴリズムが使われています。AIの開発はもちろん、より高い性能を引き出す改善には、統計学や最適化理論といった数理的な知識が不可欠なのです。
ソフトウェアの設計や開発では、バグやエラーを最小限にする設計や、大量のデータや複雑な処理をスムーズに行えるよう、速度や容量をコントロールする計算が求められます。いかに効果的な設計・開発ができるかは数理の手法に支えられています。
情報は変化の激しい分野。一方で数理の学びは不変です。
数理を学ぶことで、情報領域の変化に対応できるようになります。
1年次で学ぶ線形代数と解析学は、2年次以降の学修を進める上での基礎となります。基礎数学演習の授業では、線形代数と解析学を少人数クラスに分かれて演習形式で学びます。学生一人一人が自分で解いてきた問題を黒板で解説します。教員や同じクラスの仲間との対話を通じて、講義で学んだ内容の着実な定着を図ります。
現代社会ではさまざまな用途でコンピュータが利用され、複雑な問題の解決や社会の効率化に役立てられています。この授業では、コンピュータの基本的な原理に始まり、Wordによる文書作成やExcelによる表計算、Webページの作成、生成AIやクラウドシステムの利用方法など、情報処理手法の基礎を幅広く学びます。
インターネットの基本について、グループディスカッション、調査、実験、プレゼンテーションなども交えて学ぶ授業です。前半では、インターネットの登場が社会にどのような影響を与えたのかを学びます。後半では、インターネットがどのような技術に基づいて、破綻することなく動作しているかを習得します。
代表的な人工知能技術について、プログラミング演習を行います。終盤には、画像認識、音声認識、自然言語処理を組み合わせたAI自動応答ボット(人工知能を用いて人間との会話を自動化するプログラム)を各自のパソコンに実装していきます。机上で理解した人工知能の知見を、肌で体感することができます。
社会のあらゆる場面でデータが活用される現代では、データ分析の基礎となる統計学の知識は欠かせません。この授業では、データを整理して分かりやすく表現する「記述統計」、一部のデータから母集団全体の特徴を推測する「推測統計」、それぞれについて数理的な側面も含めて系統的に学び、統計学の基礎を身に付けます。
受験生からよく寄せられる質問をまとめました。