「情報」×「数理」で広がるセカイ
「情報」×「数理」で広がるセカイ

セカイを広げる力を、
情報数理学部で手に入れよう!

01
卒業後の進路

卒業後の進路

情報数理の学びが活かせる職業の例を紹介します。

  • 先端ICTを活用した研究開発者

    先端ICTを活用した研究開発者

    AIや量子コンピューティング技術を使って新しいアルゴリズムやアプリケーションを開発し、さまざまな分野の課題解決に貢献。先端技術の理解と応用力を駆使して、これまでにないソリューションの提供をめざします。研究成果を学術論文として発表する研究開発者もいます。

  • 量子コンピュータ領域のエンジニアやコンサルタント

    量子コンピュータ領域の
    エンジニアやコンサルタント

    21世紀は“量子”のアイデアに基づいたコンピュータが実用される時代。エンジニアとして新たなソフトウェアを開発したり、コンサルタントとして量子コンピュータの技術を実社会に導入する方法を提案するなど活躍の場が広がります。大学で学ぶ量子の知見が大きな武器となるでしょう。

  • AI技術の開発と設計

    AI技術の開発と設計

    人工知能(AI)技術を用いてソフトウェアやシステムを開発し、課題を解決する仕事です。AIモデルの設計と実装をはじめアルゴリズムやAIソフトウェアの開発、評価とテスト、データ管理などを担います。技術革新の最前線で活躍し、さまざまな業界でスキルと知識を応用できます。

  • データサイエンティスト

    データサイエンティスト

    数理を活用して大量のデータを分析し、データの背後にある意味を明らかにするのがデータサイエンティスト。データから導き出された結果はビジネスや科学の分野で活用され、課題解決や新たな製品・サービスの開発に役立てられます。データを用いて問題解決するダイナミックな仕事です。

  • アプリやゲームの開発者

    アプリやゲームの開発者

    エンターテインメント、効率化、教育などさまざまな目的のためにソフトウェアの設計や実装を行う仕事です。新しいソフトウェアに必要なアルゴリズムを考え出し、数理モデルや物理演算を応用したインターフェースやゲームプレイなどのメカニズムを設計。そこにプログラミングやアニメーション、サウンドなどを加えていき、魅力的なコンテンツを完成させます。

  • システムエンジニア

    システムエンジニア

    SE(システムエンジニア)は、企業や組織の情報システムを設計・開発・実装・保守する仕事。専門知識や技術力はもちろん、ユーザーやクライアントのニーズをくみ取る力や、プロジェクトを管理する力も必要です。経験を積んでプロジェクトリーダーやCTO(最高技術責任者)などへキャリアアップとして活躍する道も。

  • セキュリティエンジニア

    セキュリティエンジニア

    組織のITインフラ、ネットワーク、アプリケーションをサイバー攻撃から保護するための専門家。脅威を予測して防御策を講じ、システムが適切に保護されていることを確認。セキュリティに関する豊富な知見と暗号化技術で、サイバー攻撃の脅威からインターネット利用者を守ります。

02
情報と数理のつながり

情報と数理のつながり

数理の力とは? 数理の力とは?

セキュリティエンジニア

数理とは“数の理論”という意味で、世の中の現象を数字や図形などで表すことをさします。ネットショッピングで「リコメンド」される仕組みをはじめ、電車の乗り換え検索で最短ルートが表示される仕組み、台風の進路予測にも数理が応用されています。世の中のあらゆる現象を解析し、理論的に予測できるのが数理の魅力です。

なぜ、コンピュータを学ぶのに数理が必要なの? なぜ、コンピュータを学ぶのに数理が必要なの?

AI開発や改善に欠かせない要素に

データからパターンや関係性を学習し、予測や意思決定を行うAI。ここには数学的なモデルやアルゴリズムが使われています。AIの開発はもちろん、より高い性能を引き出す改善には、統計学や最適化理論といった数理的な知識が不可欠なのです。

ソフトウェア開発の新たな鍵に

ソフトウェアの設計や開発では、バグやエラーを最小限にする設計や、大量のデータや複雑な処理をスムーズに行えるよう、速度や容量をコントロールする計算が求められます。いかに効果的な設計・開発ができるかは数理の手法に支えられています。

情報は変化の激しい分野。一方で数理の学びは不変です。
数理を学ぶことで、情報領域の変化に対応できるようになります。

03
授業紹介

授業紹介

基礎数学演習

基礎数学演習

1年次で学ぶ線形代数と解析学は、2年次以降の学修を進める上での基礎となります。基礎数学演習の授業では、線形代数と解析学を少人数クラスに分かれて演習形式で学びます。学生一人一人が自分で解いてきた問題を黒板で解説します。教員や同じクラスの仲間との対話を通じて、講義で学んだ内容の着実な定着を図ります。

コンピュータを活用した授業

コンピュータを活用した授業

学科では、学生が自身のPCを持参して履修すること(BYOD)を基本とし、授業の内容に応じて様々な形でPCを用いたハンズオンによる学修や演習を行います。特に、抽象的な数学の理論をプログラムや数式処理ソフトウェアなどを使って具体的に動かして確認することで、内容に対する理解を深めていきます。

04
Q&A

Q&A

受験生からよく寄せられる質問をまとめました。

文系クラスです。入試科目に数Ⅲは必須でしょうか?
情報数理学部の一般入学試験では、国語(古文・漢文を除く)・数学(数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学A、数学B〈数列〉・数学C〈ベクトル〉)・英語の3教科で合否を判定しますので、数Ⅲを履修していなくても受験が可能です。上記の科目までを理解していれば、数Ⅲの学修範囲は入学後の授業で基礎からしっかりと学べます。
数学が得意です。数学の力をもっと伸ばしていくことはできますか?
数学が好き、得意な学生は大歓迎です。数Ⅲ未履修者と同じ授業や数学の演習を受けることはありますが、少人数の環境を活かしてひとりひとりをフォローアップしています。数学が得意な人にとっては“数理”という新たな領域に挑戦し、より興味を深めることができるでしょう。
数学がわからないとデータ分析やプログラミングはできないのですか?
数学がわからないとデータ分析やプログラミングができないわけではありません。しかし、データサイエンスの応用分野をはじめデータ解析や正確なシミュレーション、モデリング、技術の評価などには数理の理解が不可欠です。めまぐるしく変化する情報技術の世界の中で生きていくために、大学で数理を学ぶことは大きな武器になるのです。
入学までにやっておくことはありますか?
ご自身の履修範囲の中で、数学の内容を復習しておくとよいでしょう。「情報」も習った範囲を復習し、自分自身でもパソコンやソフトウェアを積極的に利用することをおすすめします。
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